中国 洛陽 観光
洛陽は、河南省西部の地級市(地区クラスの市)。総面積15,208km2、うち区部の都市面積544km2。総人口は615万人、そのうち、都市人口140万人。
洛陽市には様々な民族が居住している。あわせて32種類の民族がいる。その中で、漢民族は602万人で、市の人口の98.8%を占める。その他の少数民族は、8万人近くおり、市の人口の1.2%を占める。回族・満州族・モンゴル族が割合と多い。
洛陽はしばしば中国王朝の首都となった。東周の時期、洛邑(らくゆう)と呼ばれ首都となったことに始まり、後漢・曹魏・西晋・北魏・隋・後唐の首都となった。また、長安を都とした王朝でも、洛陽を副都とした王朝が多かった。
洛陽の名前は洛水の北側に造営されていたことから来ている(風水では河の北側が陽になる。)。漢の洛陽城はその名の通り北側にだけ作られていたのだが、隋唐になると河の南側にも作られている。
493年、北魏が首都を洛陽に移したころから建築がはじまった龍門石窟は洛陽の郊外にある。この頃から唐中期まで、およそ30000体の仏像が石窟の中に作られた。これは、2000年にユネスコの世界遺産に登録された。
洛陽は河南省西部にあり、黄河の中流にある。。黄河・洛河・伊河・澗河・瀍河が領域内を流れる。東に虎牢関、西に函谷関、北に邙山、南に伏牛山がある。中岳嵩山も隣接する。古くから、兵家必争の地であり、歴代の帝王が、都を建てようと考えた土地でもあった。
洛陽市の気候の特徴は、四季がはっきりわかれ、冬は寒くて降水が少なく、春は乾燥し風が多く、夏は、非常に暑く雨が集中して多い。秋には、晴れて日照時間が長い。年平均気温は、14.7℃、年平均降水量は、601.6mmである。
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