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西安観光ガイドタイトル: |
唐の時代の長安は世界において、最もはんえいで、最も大きく、そして各民族の集中した国際大都市でした。人口も100万人を超えていたといわれています。ロ―マへ続くシルクロ―ドの出発点でもあり、東西文化の集約地として、花開きました。特に唐代の都長安には世界のさまざまな国の人々が集まっておりました。その中には、日本人の姿もすくなくありました。
長安城の規模は、考古学の調査の結果、東西9721メ―トル、南北8651.7メ―トルで、東西に長い長方形でした。面積は今の西安城の約9倍にあたるのです。長安城に、北には太極宮があり、南には皇城があります。その太極宮と皇城間には、幅約220メ―トルの街道があり、皇城、宮城以外の長安城内は街路によって整然と縦横に区切られ、南北に11条、東西に14条がありました。南北路の中心は朱雀大路で、幅約150メ―トル、街路によって区切られた居住間を「坊」または「里」と呼んでいました。城内に入るにはいくつかの門がありましたが、東からの旅行者は春明門から、にしからの旅行者は開遠門から入りました。日本の平城京、平安京も長安をまねてつくられたものです。
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